3学年AB組 生命科【死生観】①

2024/09/13

東日本大震災の後、宮城県の中学校で行われた「命と向きあう教室」の様子を視聴しました。それぞれの震災体験を通して考えた「命」とは何かについて作文で発表し、それに対する感想を伝え合う。親しい人を失った悲しみを涙ながらに語る様子が映し出されました。今回は自分たちと同じ中学校3年生の生徒たちがテーマであるため、「もし自分がクラスの一員だったらどんな言葉がけをするだろう」という視点も持ちながら感想を書きました。以下生徒の感想です。

 

「自分の中にしまっていたことを人に話すということは、自分の弱さをさらけだし、それを知ったり再認識したりすることでもあると思います。だからこそこのように自分の過去と向き合い話したということはとてもすごいことだと感じました。」

「自分のつらい経験をかくして強い自分でいようとする気持ちはすごくよくわかるが、つらいことはつらいし、悲しいことは悲しいのだから、もっと周り頼ってもいいし迷惑もかけていいと思う。私ガクラスメイトだったら全力で受け止めたいと思う。」

「ニュースで事故や戦争で何人が死亡したと毎日のように流れてくるが、その何人もの一人一人がそれまで人生を歩んでいて、その家族などたくさんの人たちが辛い思いをして泣いているのだとあらためて思いました。」