3学年AB組 生命科【死生観】②

2024/09/27

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今回は、「死生観」をテーマにした学習の2回目です。東日本大震災で被災した生徒が多くいる中学校の、映像資料の後半を視聴しました。震災で大切な人を失った悲しみや、心にしまっていた苦しみを作文に書き、伝え合う授業。その最後にはまとめとして、生徒一人ひとりが「命とは何か」について作文し、発表しています。映像資料に出てくる生徒の思いを聞きながら、自分の視点で「命とは何か」を考える時間になりました。以下は生徒の感想です。

「生きている意味は、自分で作って、それを全うするために生きればいいと思う」

「正解がわからない存在だからこそ、自分の中で1つは考えを持つこと、誰かと意見を共有し合う経験を積むことで、1つの感性にとわられない、より深い生きる意味を見つけることにつながるのではないか」

「どんな理由があろうとも、生きることをやめてはいけないと思う。私たちがすべきことは命に寄り添い、つらくても投げ出しそうになっても命と向き合うことだ」