本物の美術作品の鑑賞を通して、興味や関心を深める機会として、本校では毎年、希望者を対象に美術館見学講座を実施しています。
今年度は国立西洋美術館にて、企画展「モネ 睡蓮のとき」と、常設展を見学しました。
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)の絵画を間近で観ることで、流れるような筆づかいによって生まれるタッチや、絵の具の質感なども観て取ることができ、作品から発せられる魅力を体感している様子でした。
また、常設展では、中世から20世紀にかけての西洋美術を鑑賞し、題材や作風、表現の幅の広さに驚き、じっくりと鑑賞する姿が見られました。
それぞれワークシートを活用しながら鑑賞し、気付いたことを書き込むことで、作品の観方や味わい方を学ぶ機会になりました。今後も美術館を活用して感性を磨き、発想力や表現力につなげていってほしいと思います。