2年生で国語と英語のコラボ授業を行いました。
2学期に古典三大随筆を学習し、その中で「枕草子」について読解をしてきました。それをふまえて「うつくしきもの」という有名な章段を英訳する活動が今回のメインテーマです。授業の導入では日本語と英語の文を比較し、視点が異なることや修飾のしかたが対称的なことを確認して、英訳のための日本語文を考えることから英訳のスタートとしました。古典の日本語訳が長い所を細かく分割したり目立つ出来事や人物に注目したりして日本語文を組みたてたことで英訳への道筋が見え、班ごとに様々な表現が生まれました。
今回の学習を通して、改めて日本語に省略が多いこと、英語の主語と動詞の重要性など、文法的な特徴に気づくことができました。