本校ではSDGsについて理解を深めることを目的として年に1度『SDGs Day』を実施しています。
前半ではSDGs プロジェクトの生徒によるクイズ形式の企画が行われました。スライドを利用して17の目標にまつわる基本的な情報や世界的な状況などを解説し、全校生徒が楽しめる参加型の企画を行いました。さらに、WFPと食料危機をテーマにしたオリジナルの劇映像も放映され、世界的な食糧支援を行う人たちの情報発信にも取り組みました。
後半では、国連UNHCR協会より天沼耕平氏と渋谷ザニー氏の2名の講師をお招きし、講演をしていただきました。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とは何かという基礎からお話を頂き、難民支援に取り組むということを丁寧に理解することができました。中でも、「難民」を「困難に立ち向かう民衆」と捉えていると仰られたことには、これまで抱いていた考え方を崩された生徒もいたようです。また、渋谷氏は実際に難民としての背景をもっており、これまでの半生を元に信念をもって生きることの大切さを学ぶことができました。
世界的な問題について知ること、向き合うことが大切なのだという意識を高めることができた1日となりました。