3学年AB組 生命科《平和》⑩

2017/06/20

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3年生の1学期の生命科の単元は「平和」。「過去の事実を知る」をテーマに、日中戦争で日本が中国に行ったこと、加害者としての日本を、エスペランティストであった長谷川テルの生涯を通して再認識していきました。祖国を離れ、遠い中国で反戦を訴えたテルの姿に、生徒達からは「我々はかつて加害者であったわけで、数えきれない程の尊い命をいとも簡単に奪っている。そういったことも意識し、考えたうえで今の社会をみていかなくてはならないと感じた。」「今考えると、昔の日本人はおかしく、テルが正しいと思うかもしれない。しかし、僕たちが昔に生きていたら、テルがおかしいと思っていただろう。皆が平等な社会は差別も無く、一人ひとりが楽しく生きていくことができる世界が望むものだと思う。」など、新たな視点から戦争を捉え、平和に対しての考えを深めている様子が感じられました。

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