3年生の生命科では1学期に「平和」をテーマに、掘り下げた学習をしています。コソボ問題の後編を視聴した今回も、憎しみを越えて平和を取り戻すことについて考えを深めました。生徒達からは「民族紛争は身近にいた人がいきなり敵になってしまうので、もしかしたら戦争よりつらい事なのかもしれない。今の時代に同じ場所で同じ生活ができているのなら“民族”というまとめ方は必要ないと思う。」「対立している人達同士を無理に急いで仲直りさせるのは反対である。形だけの仲直りでは、本当にお互いに許しあうことはできない。急いで築きあげるのではなく、慎重に築き上げていくのが、永遠の平和につながっていくと思った。」などの意見があげられました。民族間の争いの難しさに考えを巡らせながらも、平和への努力が重要であることを再確認しています。