本日の生命科では、「生命の定義」について考えました。「『生命』とは、『生きている』とは、どういう状態を指すのか」にというテーマについて思いつくままに書き出し、グループ毎に意見交換をしました。「心臓が動いている状態」「呼吸をしている状態」「人のことを考えられる状態」「幸せで、笑って、楽しい状態」「毎日、朝起きて、空が明るく見えるとき」など、様々な意見が挙がりました。最後に生物学的な生命の定義に関する文章を読み、感想をまとめました。「生命」への想いは様々でしたが、最終的に自分なりの「生命の定義」にたどり着いた生徒も多く見られました。以下、生徒の感想です。
「体が壊れていても細胞のみが生命活動をしていれば、それは生きているといえるけれど、死んでいるともいえると思う。生と死のはっきりとした境目がないことに驚いた。」
「生命は、色々な意味で捉えられています。実際の”動き”であったり”感情”であったり、考え方は人それぞれです。だから、”生”は答えが無いのだと思います。」
「生きるというのは感情がある、死というのは感情がなくなったときだと思います。」