3年生の生命科では2学期に「死生観」をテーマに学習を進めています。今回は東日本大震災を体験した中学生たちが「命」と向き合い、心の内に抱え込んだ気持ちを伝えあう取り組みについて映像を通して学んでいきました。涙ながらに体験を吐露する友人に同級生が言葉をかけあう命の授業の様子を見て、生徒たちからは“みんな大切な人を亡くして、目の前で死を経験している。命に向き合うことは本当につらいし、あの時のことを思い出したくないと思う。でも大切だということを学んだ。”“目の前で大切な命が亡くなるところをみて、前向きに生きている姿、本当にすごいと思います。家族、友達がいることのありがたさ。もっと大切にしなければいけないと思いました。”など、想像も及ばない程つらい思いをした同年代の気持ちを推し量りながら、自分の立場に置き換えて考えようとする感想が多く見られました。