3年生の生命科では2学期に「死生観」をテーマに学習を進めています。この日は末期がんなどに罹患した患者に対する看護の様子を記録した映像を通して、希望を持って生きることについて考えていきました。生徒の感想からは“人には必ず終わりがあって、その前に人は何かを残そうとする。それは「生きた証」であり、どんな絶望のどん底でも希望をもたらすものなのだと思う。”“延命を目的としないということで、どこか重く暗いイメージでしたが、しっかりと希望を持って生きている感じがしました。決してあきらめて亡くなっているのではなく、最期まで「生き抜いている」ということが印象的でした。”など、絶望的な状況でも生きようとする人間の強さに驚く感想が多く見られました。