命の尊厳についての授業も今回が最後となります。前回と今回の2回は、通常の8~10倍の速度で老化する難病・プロジェリアに冒されたアシュリー・ヘギさんについて学びました。世界に約30人という難病を抱えながらも、短い命を刻みながらその運命と向き合うアシュリーとその家族を通して、生きる意味、彼女の残された命の中で見つけた使命とは何なのかを考えます。そして最後にこの単元のまとめとして、「なぜ命は尊いのか?」ということについて考えてみました。
以下、生徒の感想です。「なぜ命は尊いのか?」あなたなりの言葉で表現しなさい。
「1人1人の大切な人生であり、自分に関わるすべての人の人生でもあるから」
「どんな絶望があっても希望がなくなることはないから」
「命は長さではなく、その時間を最大限に生きることに意味があるから」
「一人に一つだけのもので、その人の考え方次第で生きることを意味あるものにできるから」