単元『現代社会の特色と私たち』終了のタイミングで2つの理論を確かめました。1つめは小さい容器に入った米粒の数を当てる、という実験です。これは一握りの人たちが決めるよりも皆の意見を平均すると正解に近づく、という理論を確かめるためのもので、この理論はインターネットの検索や株式市場の機能にも応用されています。ほとんどの生徒が個人で予想した数よりも、生徒全員の平均数の方が実際の数に近く、この理論が実証されました。2つめは多数決ではなく2位や3位にも点数をつけて投票する「ボルダルール」です。どちらも民主主義をはじめ今後の内容に関わることですので、この段階でとり入れました。