本校独自の教科である『生命科』は、「自分の存在の重さを知り、他の人の重さを感じることができる」という理想の生徒像を目標に、実施されています。本日はチェックシートを用いて、自分の考え方や感じ方と他の人の考え方や感じ方にはそれぞれ差があることを確認していきました。「おはよう!って言ったのに、言い返さないのって信じられない。」「電車から降りようとしたら、おばさんが先に乗ってきた。出る人が先って常識だと思う。」など、生活の中で感じる事を項目にして賛成・反対の意見を残しています。その後、クラスの友達がどのような意見を持っているのかを確認していったところ、自分の意見が少数派であったことに驚いている様子が多く見られました。こんな些細なことでも人と考え方が違うということを強く意識したようです。今後はそれぞれの立場に分かれてディスカッションを行い、よりお互いへの理解を深めていきます。