3学年の生命科では死生観の単元のまとめとしてNPO法人「たった一つの命」の朗読会を行います。
「たった一つの命」は、西尾誉佳(にしおえいか)さんが「たった一つの命だから」と書いた年賀状の文字が発端となり始まった運動です。誉佳さんは、14歳の時、発病した骨肉種により右腕を失っていたため、左手でこの文字を書いたそうです。残念ながら誉佳さんはその後、帰らぬ人となってしまいましたが、この言葉に心を動かされた人々が自分の心の思いを「たった一つの命だから」に繋いで書き送ってくるようになり、集まってきたメッセージの「朗読会」が始まるようになりました。
今日の授業では、誉佳さんの生い立ちや彼女が書いた絵や詩のメッセージを読みました。やさしく力強い多くの作品に触れ、来週の朗読会の事前学習としています。