本校には生命の本質について学び、将来観を育む「生命科」という授業があります。今回は「国際理解」という単元のまとめの回となりました。前回に引き続き難民問題に焦点を当て、「ロヒンギャ」というミャンマーの少数民族が受けている迫害について話し合っています。故郷であるミャンマーを追われた「ロヒンギャ」が受けた迫害の内容を知り、生徒達からは、「人種的な差別を国がしているという事実があること、また避難生活が長引くことによって心の中に憎しみを生ませて問題が悪化してしまうことは、簡単に変われるようなものではないと思った。」「私は(難民の)受け入れに積極的な人の意見も消極的な人の意見もどちらも正しいし、的を射ていると思い難しいなと思いました。だからこそもっと沢山話し合い、解決策を考えないといけないと思いました。」といった意見が挙げられ、答えの出ない問題について考えを深めると共に、国際人としての視野を養う機会となりました。