武蔵野東学園広報 第30号 【オンライン版】 平成21年(2009年)3月9日発行 |
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『幼児期にふさわしい知的発達を促す環境づくり』を教育重点として3年目のまとめの年。自然素材と出会い、工夫したり、試行錯誤できるような園庭の環境づくりが、日々の保育計画に位置付くようにしてきました。年少組では身近に土粘土を用意し、土の感触を楽しみながら、水の量を調整して遊べるようになりました。年中組はゴーヤやへちま、ひょうたんを園庭の木製遊具にはわせて栽培し、日に日に伸びていったツルが緑のトンネルになりました。草花を観察して育てた結果、隠れ家的な遊び場ができあがり、園児たちも大喜びでした。年長組では園庭のパーゴラなどに琉球朝顔やアイビー等のツルをからませてグリーンカーテンを作りました。居心地のよい草陰で、色水遊びや、自分たちで工夫して遊び道具を作る経験もしました。 |
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今年度の重点の『環境教育』は、地球を取り巻くさまざまな環境に関して、話題となっている中から「ゴミ問題」を取り上げました。人間が生活するにあたって、どうしても発生するゴミは、子どもたちにとってとても身近な問題として捉えることができました。どうすればゴミを減らすことができるのか、ゴミを出さないためには、無駄をなくすことが大切と気付いた子どもも多くいました。PECO(プロジェクト イースト エコ)マークの募集から始まり、ペットボトルのキャップ回収(エコキャップ)、環境美化部の保護者によるエコソング、学園祭のゴミ減量など、児童だけでなく保護者の方にも意識していただき成果のあった年度でした。 |
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『運用力の育成』を重点として2年目の今年、教科の面では発信するスキルを磨くという点でレポートの作成指導に力を入れて進め、友愛会活動では生徒の自発的な活動が活性化して、生徒それぞれの個性と実行力が伸長したことが感じられました。また今年度はCDEクラスのカリキュラムの大幅な改訂を行い、「コミュニケーション力の強化」や「教養分野の充実」を新たな指導目標とし、『場面に応じた表現』を重点において指導を進めました。生徒たちは授業はもとより、日常の学校生活の中で会話力を伸ばしています。 |