武蔵野東学園広報 第30号 【オンライン版】 平成21年(2009年)3月9日発行 |
高等専修学校は、 今年度は、生徒一人ひとりの個性と適性を尊重し、さまざまなニーズに対応した総合キャリア学科を新設しました。また、「第1回こころの作文コンクール」を開催し、遠くは秋田、和歌山県からも応募があり、中学生に障害のある人のことを真剣に考えてもらう機会となりました。学内では「聞き取りコンテスト」を新たに加え、他者の話に耳を傾け、内容を正しく聞き取り理解する力を身につけることをめざしました。「職業教育の日」制定を記念する「私のしごと作文コンクール」では、4年連続で優秀団体賞をいただくことができました。昨年に引き続き、東京しごと財団心身障害者職能開発センター障害者委託訓練「ITの基礎」と「専修学校とNPO団体と公共職業安定所の連携によるニートに対する職業教育支援事業」も行いました。施設関係では床の張り替え工事と内壁の塗り替え工事なども行い、校舎内が一段と明るくなりました。部活動においては、ラグビー部が花園東京都予選で準々決勝進出を果たし、スポーツライターの大元氏によって1冊の本「一緒に見上げた空」にまとめられました。全国高等専修学校夏季体育大会では、駅伝競走で男子優勝、軟式野球優勝など昨年同様の好成績を収めることができました。また、スポーツ大会・紫峰祭・合唱コンクールなどの学校行事に主体的に携わり、机上の学習では決して得ることのできない素晴らしい経験を積み重ね、生徒一人ひとりが大きく成長できたと確信しています。本年度も『進路指導〈職業観の育成〉』と『自己開示と表現力の強化』を重点とし、その結果、大学や専門学校への合格、就職内定と3年生にも顕著に表れました。 |
教育センターが本格的に業務を開始してから3年が経過しました。本年度の受講者は589名で、初年度が258名でしたので、この療育に対する外部の方々からの期待の高さや学園の教育を社会に広げる役割の一端を担えていることが、この数字からも伺われるのではないかと思います。 |
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